福島南会津郡（旧田島町）で創立明治10年。全商品特定名称酒のみを醸し、全国新酒鑑評会においては12年連続15度目の金賞を受賞する実績の蔵「國権酒造」より、てふ 純米大吟醸、通称「黒てふ」の登場です。
「てふ」は旧かなづかいの「てふてふ」＝「蝶」が由来の銘柄。てふを醸す國権酒造の位置する田島町は国蝶「オオムラサキ」の生息地でもあることからこの名が付けられました。
通年酒の純米酒「白てふ」に対して、この「黒てふ」は、美山錦と山田錦の2つの酒造好適米により造られた精米歩合40％の純米大吟醸酒。春のみ登場する限定品です。
ふくらみのある吟醸香がふわりと香り、ほんのりとした甘みに柔らかな口当たり。後味のすっきり感でスルスルと何杯でも重ねてしまう、ちょっと驚くおいしさです。
まるで大人のためのお水。一口ごとに心身がほぐれていくのが分かります。
鑑評会出品酒クラスの高級酒にも匹敵するレベルで、リーズナブルな価格にも驚き。もしワインでこの感動を味わおうと思ったら、かなり値が張るでしょう。
お料理はチキンとの相性がとても良いです。
