会津娘「穣」シリーズ、第2弾・第3弾が入荷しました。
【花坂境22】
青りんご系の爽やかな香りから、舌にじわりとくる旨みと軽い苦み。
余韻も素晴らしく、あまり冷やし過ぎずに、ゆっくりとお楽しみください。
【羽黒7】
深く呼吸したくなる吟醸香。上品な甘みからフレッシュな酸味が最高です。キレも抜群。
商品のラベルに記載のQRコードにアクセスすると、google earthでお米が育った田んぼへとご案内致します 。
以下、髙橋庄作酒造店からのメッセージです。
この土地の穣(みのり)を醸(かも)す
生き物を育てる酒造りで、全く同じお酒ができることはほぼありません。酒米づくりでも、 その年々の気候はもちろん土、 風、 水、 陽のあたり全てが田んぼごとに違い、同じ品種であってもそれぞれおもしろいくらいに、その土地の性格がよくあらわれたお米に育ちます。
正にテロワールそのものですが、日本酒の味わいは、 原料であるお米と水以上に、造る人によって決まります。とはいえ日々の米作り ・酒造りのなか、気付かされたこの 『土産土法』 の醍醐味を、お酒を通じて伝えたいという思いがあります。この場所でしかできない、私達にしかできない酒造りでなにができるか、髙橋庄作酒造店としてのひとつの答えがここにまとまりました。
ひとつの田んぼからひとつの商品をつくる
これからの会津娘では、会津の酒造好適米だけで造る純米酒を基本に、その中からさらに「一枚の田んぼでとれた米ごとに仕込む純米吟醸酒」を酒造りの中心に据えて、圃場限定会津娘『穣(じょう)』 として、 田んぼごと季節ごとに蔵出しをしていきます。初年度、四町歩の自社田の中から特徴的な七枚の田んぼを選びました。今後次なる自社田さらに契約農家さんそれぞれのとっておきの田んぼへと、 『穣(じょう)』は拡がっていきます。お米からお酒を造る、 という変わらずに積み重ねていく営みのなかで、年々の気候や蔵の様子もすべて私たち自身の年代記のように〝ヴィンテージ〞として味わいに籠(こ)め『土産土法の酒造り』 のその先を目指し、これまで以上に深く向き合い、取り組んでいきます。