明日3月11日で11年となる東日本大震災。
この特別なお酒は、被災した大熊町の「おおくままちづくり公社」が、2020年から「大熊町日本酒プロジェクト」として取り組んだものです。
東日本大震災後8年の間、大熊町役場と多くの町民の方々が生活された避難先である会津若松市と、帰町後も酒造りを通して両市町のつながりを継続したい、また酒米づくりを通した営農再開のきっかけづくりと特産品としての酒づくりを行いたい、という思いで立ち上げられたプロジェクトです。
大熊町より、大熊町農業委員会を中心に栽培された2021年度の大熊町産酒造好適米「五百万石」が託されたのは「会津娘」の「髙橋庄作酒造店」。
この貴重な米を原料として純米吟醸酒「帰忘郷(きぼうきょう)」として醸造、商品化されました。
鼻孔をくすぐる完熟メロンの様な香りとドライなキレ。
米の旨みがたっぷりと醸されています。
「帰忘郷(きぼうきょう)」を通して、「大熊町日本酒プロジェクト」に関わるたくさんの皆様の思いを感じていただければ幸いです。
※原料米・商品には厳正な放射能検査を行っております。