寛永二十年(1643)創業、杜氏さんの腕の良さが際立つ会州一酒造より、「儀兵衛」ブランドから「山田錦」に続き待望の「雄町」の新酒が入荷しました。
多くの酒造好適米のルーツである「備前雄町」。
50%精米の純米吟醸の中取り、一番まろやかでバランスの良い、しぼりたての無濾過生。
春の鑑評会で、なんと「山田錦」とともに、金賞ダブル受賞です。
”オマチスト”と言われる雄町ファンもいるほどの人気酒米。
私もその一人ですが、醸すのが難しいとも言われ蔵の腕の見せ所でもあります。
旨み・味わいがしっかりしながらも、透明感のあるとても上品な口当たり。
吟醸香も強すぎず適度な甘みで、お酒だけでもすいすいイケてしまう軽快な飲み口です。
余韻は軽い苦みでフィニッシュ。初めから終わりまで、流れる様な展開です。