今年注目の新酒米「福乃香(ふくのか)」。
福島県が夢の香に次ぐオリジナル酒米として15年の歳月をかけ開発し、今年度よりスタートした新品種です。(福乃香の特徴は下記をご参照ください)
希少な福乃香を使い醸した二銘柄が喜多方より届きました。
まさに夏酒。蒸し暑さを一掃してくれる淡麗・旨口酒です。
喜多方 峰の雪酒造 大和屋善内 特別純米 福乃香
ほのかにいちごやぶどうを思わせる香り。甘みは控えめながら口当たりはやさしく、酸もまろやかです。冷酒~お燗まで楽しめる1本。
- 原料米:福島県産福乃香
- 精米歩合:55%
- 日本酒度:+2
- 酸度:1.4
- アルコール度:16度
- 火入れ:あり
- 蔵:有限会社峰の雪酒造場(福島県喜多方市)
1,300円(税別)
喜多方 大和川酒造店 弥右衛門 純米吟醸 福乃香
芳醇でありながら、淡麗で旨口。ほどよい苦みが食中酒として最適です。キリっと冷やしてお飲みください。
- 原料米:福島県産福乃香
- 精米歩合:50%
- 日本酒度:+5
- 酸度:1.4
- アルコール度:16度
- 火入れ:あり
- 蔵:合資会社 大和川酒造酒造(福島県喜多方市)
1,500円(税別)
同じ酒米でも、蔵によってその香り・風味は全く異なります。その違いを楽しむのが何よりも楽しい。飲み比べをおすすめします。
福島県オリジナル酒造好適米 福乃香
酒米の王様「山田錦」の血を引く新品種。
日本酒造りで求められる心白が入りやすく、精米の時に割れにくいこともあり大吟醸酒にも適した酒米。
精米歩合を高めると醸造時に溶けやすいという短所がある一方、他の酒米と比べてアルコール収得歩合が高く、雑味のないきれいな味と、香り高い造りとなる長所あり。
今後、福島のオリジナル米「夢の香(ゆめのかおり)」に次ぐブランド米として期待されている。
※出典:福島県農林水産部